産婦人科・内科 片山医院

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〒709-0825
岡山県赤磐市馬屋646

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診療のご案内 婦人科

診療内容

婦人科疾患全般
外陰部のかゆみや排尿症状、帯下が気になる、月経に伴う腹部症状等なんでも対応いたします。また性病などが気になる方でも気軽に受診をしてください。
過多月経・月経困難症状等
主にはエコー検査や内診などで器質的疾患の有無を精査し、必要時には内服等の加療を行って参ります。また手術などの専門的治療が必要な場合には専門病院にご紹介をさせて頂きます。
各種婦人科検診
子宮頸癌、体癌、卵巣癌検診を行います。主には内診、エコー検査、細胞診等組み合わせ、悪性疾患の早期発見に努めて参ります。

こんな症状・お悩みを
お持ちではありませんか?

患者様の既往歴、臨床経過、症状等から必要な検査を行い、精査が必要な場合には連携病院に紹介し、精査を行って参ります。精査の結果、手術や専門的加療が必要な場合には専門病院にご紹介をいたします。 オンライン診療も行っておりますので、お気軽にご相談ください。(※初診において、向精神薬の処方は行えません。)

過多月経、月経困難症状等の月経に関連する症状がある。

過多月経とは簡単にいうと「月経量が多い」言うことです。
一般的には150ml以上と言われていますが、通常は比較対象もなく、正確に月経量を計測している方は少ないと思います。
ですので、自覚的に月経が多いのではないかと不安に思うような状況になった時が受診の機会と考えます。
原因としては器質的な疾患(子宮筋腫、内膜ポリープなど)と機能的な疾患(ホルモン異常など)に分類されますが、貧血と来すような場合には治療対象になります。器質的疾患の場合には手術が検討されますが、機能的疾患の場合にはホルモン治療(低用量ピルなど)の治療が検討されます。

月経以外の出血などが気になる。

月経以外の出血を不正出血と言いますが、不正出血は悪性疾患の重要なサインです。
とはいえ、子宮筋腫や内膜ポリープなどの良性疾患でも不正出血はおこりますし、機能性の出血もあります。重要なことは不正出血を放置ないことです。
悪性疾患においてはエコー検査や細胞診、MRI等の画像検査を組み合わせることでほとんどが診断できます。
繰り返しになりますが、重要なことは放置しない、様子を見ない事です。

結婚・妊娠・出産を考える上で一度チェックしておきたい。

最近ブライダルチェックという言葉があります。
妊娠を考えている方のヘルスケアチェックです。妊娠前に妊娠に影響する疾患を持っていないかのチェックです。
婦人科疾患の子宮筋腫や内膜症、各種性病とも不妊の原因になりますが、そのほか内科的疾患(甲状腺機能異常、膠原病等)も不妊や不育症の原因になる可能性があります。こういった方はお気軽にご相談ください。

婦人科は出産以来受診がなく検診をしたい。

産婦人科は一般的に受診が躊躇される診療科になると思われますが、それが故に病状が進行された状態で見つかることも少なくありません。
特に卵巣疾患においては腹痛や出血等の自覚症状が出づらく、受診時に巨大卵巣腫瘍で発見されたり、卵巣腫瘍が捻じれる卵巣茎捻転を発症し卵巣温存が難しくなるケースもあります。また、がん検診受診も年に1回程度の受診をお薦めいたします。

最近、イライラや不安感があり更年期障害かもしれない。

更年期症状とはホルモンの低下に伴い、様々な諸症状が出現することをいいます。女性の平均閉経年齢は50歳と言われ、その前後5年間を閉経期と言います。諸症状の中には血管拡張作用と言われる、のぼせ、ほてり、発汗や動悸、肩こり、頭痛、関節痛などの身体症状のほか、情緒不安定、イライラや不眠などの精神症状が出現する可能性もあります。
治療としては各身体症状に合わせた対症療法やホルモン補充療法、漢方薬などの治療があります。女性の平均年齢は90歳に近づいており、人生の折り返し地点である更年期をうまく乗り切ることは産婦人科医としての使命と考えます。

性感染症が気になる。

近年、性感染症の低年齢化が問題視されておりますが、性感染症は若年に限った問題では決してありません。
また、現在、梅毒といった過去の病気と思われがちな病気の流行も問題になっています。また、岡山県は全国平均と比べ梅毒感染者が多いとの報告もあります。性感染症は不妊症になるリスクもあり性感染症の検査は非常に重要です。
少しでも不安を抱えられている方は早めの受診をお薦めします。

HPVワクチン接種を悩んでいるが話だけでも聞きたい。

厚生労働省はHPVワクチンの積極的勧奨を2022年4月から再開することを決定いたしました。ご存じの方も多いかと思われますがこれまでHPVワクチンに副反応に対して様々な議論が行われていましたが、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた形となりました。
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。 子宮頸癌はワクチンによって予防可能な癌でありますので、当院では基本的には子宮頸癌ワクチンの接種をおすすめしておりますが、やはり不安があり、相談だけしたい方も受診していただければと思います。